すべてのプロジェクト責任者は、ウェブキャンペーンの効果を取得するためのマーケティングツールを必要とします。それらツールの多くは、エンタープライズレベルの企業のためにあってROIを正当化できない価格です。
私たちは多くのツールをテストし、私たちチームやクライアントのキャンペーンで使用する最適なものを常に見つ出しています。本記事では、その中で最新の無料で使えるマーケティングツールの一部を紹介します。
1.Answer the Public
Answer the Public.comは、消費者のインサイトをビジュアライゼーションした無料のマーケティングツールです。
サイトで気になるキーワード、検索単語を入力し質問します。例えば「soccer」(上の図)と質問するとキーワード、検索単語に紐づく「Where」「Which」「Who」「What」「How」「When」… など各検索クエリの背後にある人々の感情のヒントの集約されたビューが表示されます。
Answer the Public.comで感情のヒントを探すことで、消費者のマーケティングやコンテンツ制作のアイデアの出発点を得ることが出来ます。
2.Open site Explorer
あなたのサイトのリンクプロファイルとあなたの競争相手を理解するドメインオーソリティを知ることはとても重要です。
Open site Explorerは、サイトのインバウンドリンクをすべて見つけ出すことができる他、ドメインオーソリティをはじめページリンク先URL、ページオーソリティ、スパムスコアを調査する無料のマーケティングツールです。
3.Screaming frog
Screaming frogは、リアルタイムにあなたのサイトを解析できる多くの機能を持っています。全機能を使うには、ライセンス購入(有料版)を必要としますが、無料版でも500ページまでクロールすることができるので十分といえます。8つのマーケティング無料機能は、以下の通りです。
- 壊れたリンク(404エラー)を見つける。
- リダイレクトを監査(301エラー)します。
- メタデータが不足しているページを見つけて、URLレベルでの重複したコンテンツを見つける。
- タイトル、見出し、説明文と低いコンテンツページをMD5アルゴリズムを基にチェック。
- CSSが正規表現されているかを確認。
- 「NOINDEX」や「nofollow属性」、ならびにcanonicalsとのrel = “次”とのrel = “前へ”などの表示とrobots.txtでブロックされたURL、メタロボットまたはX-Robots-Tagをチェック。
- XMLのサイトマップとイメージのXMLサイトマップを作成します。
- GoogleアナリティクスのAPIと統合してデータを解析。
4.Siteliner
Sitelinerは、Screaming frog同様あなたのサイトとコンテンツの分析を行える無料マーケティングツールです。無料版は、ページクロール(30日に1回)が制限されていますが、URLを入力するだけで9つの無料機能をサポートしてくれます。
- 重複コンテンツ
- 共通のコンテンツ
- ユニークなコンテンツ
- 平均ページサイズ
- 平均ページの読み込み時間
- ページあたりの単語数
- 内部リンク
- 外部リンク
- テキストからHTMLへの比
5.Googleのキーワードプランナー
Googleのキーワードツールは、GoogleAdWordsが提供しているオンライン広告サービスのマーケティングツールです。
- SEO対策するキーワードの検索ボリュームを調査できる
- 自社ホームページと関連性の高いキーワードが分かる
- 過去の掲載結果データとトラフィックの予測データを確認できる
と、SEO対策には無くてならない必須ツールになります。
業界のトレンドを検索する場合にも非常に便利です。「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」から商品カテゴリーを選択することで調査が可能です。
6.Facebookのユーザー層分析
Facebookのオーディエンスインサイトは、facebookユーザー層とコンテンツの調査を行うための素晴らしい無料のマーケティングツールです。オプションを切り替えることによって、あなたのユーザーについての具体的な人口統計情報を獲得し、さらにいくつか新しいことを学ぶことができます。具体的には以下のようなことがわかります。
- 属性(年齢性別、交際ステータス、学歴、役職、地域、言語など)
- 趣味嗜好(「いいね!」しているページ、関心のあるカテゴリーなど)
- 行動(アクティビティの頻度、使用端末)
- 世帯情報(世帯収入、住宅の所有、世帯規模、住宅の市場価値、支払方法)
- 購買行動(オンラインショップでの購入行動や、自動車の購入を検討中かどうかなど)
そのほか、ライフスタイルなどの傾向を確認することができます。